ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキはヤモリ科に属する爬虫類で英名は「レオパードゲッコー」通称「レオパ」でし。ヒョウモントカゲモドキは日本のヤモリのように壁やガラス面などを自由に這うための趾下薄板と呼ばれる器官を持たないランドゲッコー(地表性ヤモリ)と呼ばれる種類の仲間ですが爪を使って器用に岩や木に登ったりもます。インド北西部からパキスタン、イラン、アフガニスタン南東部にかけて比較的乾燥した岩場のある砂漠地帯に生息しています。一般の人がイメージする砂だらけの「砂漠」ではなく、大小の岩や岩山が入り混じった岩礁地帯やなだらかな丘陵を作る荒れ地に生息し、昆虫が主食です。生き餌と呼ばれる生きた昆虫類(ミールワームやシルクワーム、コオロギ)などを好んで食べます。生きた餌を与える際は、口の大きさに合わせることが大切です。ヒョウモントカゲモドキは、温和な夜行性で、体長は20~25cm、寿命は約10年です。